プレミアムタイム
その夜マスターは悩んでいた。
飲みかけのモスコミュールは氷が溶け始めてきた。
リリーナ サイボーグ
「アンタ、どうかした?酒は楽しく飲まないと美味しく無いわよ」
実はプレミアムタイムに悩んでる。
ヘリウス 魔法使い
「ハッ!贅沢な悩みじゃねーか。世の中には無課金のギルドマスターなんてごまんといるぜ?ちょっと見せてみろよ」
じゃあ俺の設定を見てくれ。こいつをどう思う?
リリーナ サイボーグ
「すごく… ヤバいです…一体いつ寝てるのよ」
ヘリウス 魔法使い
「ハッ!マスターもアンデッドマンを目指していたとはな。純粋原液飲むか?」
ちがう。問題はそこじゃない。
プレミアムタイム外に手記を書いてる時、ちょっとステータスを確認したくなって起動するよな?
で、うっかりさんな俺はスタートボタン押した瞬間に気づくんだよ。
この瞬間にパーティが帰還してたらアイテム取得は大損だ。
どんなにレア率を高めたパーティでもプレミアムタイム0.5倍の魔力からは逃れられない。
プレミアムタイムは冒ギルを起動した瞬間の倍率が反映されるから、覚えておいて欲しい。
話が逸れた。
7パーティ中、6パーティはバベルの塔攻略に向かっている。ラビチケを使ったら帰還まで2時間だ。となると、効率だけ考えたらプレミアムタイムは2時間に1度訪れたら問題なし!
連続時間で設定するのはナンセンスな気もするのだが、夜の落ち着いた時間にまとめてプレイしたいのもあって今の設定になってる。
しかーし!この手記は昼間にネタが思い浮かんで下書きを始めるから、掲載するスクショ撮る時プレミアムタイム外についうっかり起動してしまうんだ!
俺の段取りの悪さもあるが、あぁ、困った忙しい💧
ヘリウス 魔法使い
「誰だよ。放置系RPGと言った奴は」